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新幹線で70過ぎのお年寄りがガソリンをかぶって自殺を試みたようです。
50代の女性が一酸化炭素中毒なのでしょうか?煙を吸って巻き添えになり亡くなられたようです。
痛ましい事故ですね。

マスコミは例のごとく「JRの監視体制は?管理責任は?」とか「再発防止の為の手荷物チェックをすべきだ」とか
斜め上の議論がテレビでなされている。
全くもって無駄な議論だと思う。
100パーセント監視するなどそもそも無理な話だし、でかいスーツケースにポリタンク入りのガソリンを持ち込めば
誰も怪しんだりはしない。規制を強化してこの手の犯罪をなくすことなど不可能だということをまず知るべきだと思う。

この事件、元をただせば単なる孤独なお年寄りの自殺なんだと思う。
不幸にも一人が巻き込まれて亡くなったけど、きっと彼は殺すつもりはなかったと思う。
だから根っこは自殺。たけど自殺なら他にも手段があります。家の中でひっそりと一人で首を吊ればよかった。
(語弊があるといけないので注釈しますが、首つり自殺を肯定しているわけではないです。今回の件と首つり自殺を比較した時に社会に対して迷惑が少ないという点で首つりのほうがまだマシであるということがいいたいのです。首つりでも練炭でも自殺はよくない!!)

この件を自殺として見たときに、なにが一番の問題なのか?我々がどこに目を向けなければならないか??
それは以下の二点だと僕は思います。

①彼がなぜ自殺をしたのか??
②彼が自殺をした際になぜひっそりと一人で自殺することなく、社会に迷惑をかけつつ自殺をするという方法をとったのか??


自殺はよくない。そして周りを巻き添えにして社会に迷惑をかけつつ自殺することはもっとよくない。
たが、彼はそうせざるをえなかったんだろうと思う。

孤独、経済的な貧困。原因は多数あり、さらに入り組んだっ事情があるんではないかと思います。
でも推測するに一番の原因はやはり「『孤独』だったんじゃないかな?

守るものがない、迷惑かけたくない人が誰もいない孤独な人が
社会を恨み社会を呪っていたとしたらこれくらいのことをやってもなんら不思議はない。


彼はガソリンをかぶる前に同じ車両に居合わせた人に数千円を渡そうとしたらしいです。
そこで思い出したのが千と千尋の神隠しに出てきた「カオナシ」です。

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カオナシは人の欲望につけ込み手から金をだし、人の心を操ります。そして人々の欲望を吸収してどんどんふくれあがります。


カオナシ「 これ、食うか?うまいぞー。
金を出そうか?千の他には出してやらないことにしたんだ。
こっちへおいで。千は何がほしいんだい?言ってごらん。」
千 「あなたはどこから来たの?私すぐ行かなきゃならないとこがあるの。
あなたは来たところへ帰った方がいいよ。私がほしいものは、あなたにはぜったい出せない。」
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映画の中でこんなやり取りがあります。改めて宮崎駿ってすごいなあ。
70代の老人はきっとカオナシだったんだと思います。
そして不幸にも現代社会にはそれを止める千もハクもいないのです。

彼が求めていたのは明らかに人とのコミュニケーション。
なぜ彼をここまで孤独においやってしまったのだろうか。
周りが、家族が、社会が何かできることはなかったのだろうか。

彼は最後に近くの女性に「早く逃げなさい」と言って避難を促したようです。
その一筋の良心に僕は今後も期待したいと思う。

しかし多いよなあ。。こういう事件。
カオナシはみんなの心の中にいる。
気を付けなければなりません。
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